塩分の取りすぎでむくみや病気が心配

塩分排出の重要性

塩分の摂り過ぎが体に良くないということはもはや常識ですが、摂った塩分を排出させる重要性はあまり話題に上りません。とは言っても、正直塩気の効いた食べ物は美味しいですし食欲を増進させます。

そこにお酒でも入ろうものなら感覚が麻痺して余計に塩辛いおつまみを求めてしまいます。シメのラーメンなど食べてしまった日には明らかに塩分過多です。多量に摂取すると体内では血液や細胞がフル稼働しています。どうにか一定の塩分濃度に保とうと本来排出するべき水分を細胞内に蓄え始めます。

それが「むくみ」の一因です。 そして翌朝起きると異常な喉の渇き… 誰しも一度や二度、経験があるのではないでしょうか。一時的な過多なら水分摂取などで自然にが排出され元に戻ります。

しかし塩分の過剰摂取が続き、排出がスムーズに行えないとそのうち心配になってくるのが「高血圧症」や「腎臓疾患」「不整脈」などの生活習慣病です。 お酒を飲む方だけに限った事ではありません。

過剰摂取は誰にでも起こりうる身近な問題です。 日頃から気をつけるにこしたことはありませんが、上手に排出する方法を知っておくのも大切な事です。

カリウムが効果的

塩分排出を促してくれる成分はカリウムです。カリウムがどのような働きで塩分を排出してくれるのでしょうか。カリウムは私たちの周りにある色々な食品に含まれる栄養素で、水分と結びついて腎臓の機能を助けてくれる性質をもっています。

腎臓という臓器は、体内から余分な塩分や老廃物を排出したり、血圧の調整をしたり、体内のイオンバランスを整えたりと、大切な働きをしている臓器です。私達が多少無茶な飲み食いをしても平気な顔でいられるのは腎臓が陰ながら頑張ってくれているお陰なのです。

カリウムはその腎臓の排出の働きを助けてくれる大切な成分です。カリウムを多く含み塩分排出に効く食品は果物、野菜、海藻などどれも身近にある食品ばかりです。 特にレーズンやナッツ、スルメや切り干し大根など乾物に多く含まれます。

大豆や豆製品などにも多く含まれるため、塩分過多になりがちなお酒のおつまみに枝豆は最適と言えます。リンゴ、バナナ、など果物もカリウムが豊富なので食後の塩分排出を促してくれます。

変わったところではパセリがあります。彩りだけで捨ててしまうにはもったいないカリウム豊富な野菜です。このようにちょっと気をつけてみると体内に溜め込んだ塩分を排出してくれる食べ物は沢山あります。カリウムを含む食品を知って塩分を上手に排出していきたいものです。